旧補綴物除去
修復方法の選択
近心舌側咬頭下に“う触”を認め、感染菌質除去後の欠損が大きくなる事が予想された。
その為セレック・インレー修復を選択。
窩洞再形成
感染菌質除去後の形成
フロアブルレジンによるアンダーカットの埋め立て及び窩洞内面のライニングを行った。
光学印象採得
3D光学カメラによる光学印象採得
プレパレーションをカメラで捉え、クリックする。
それだけで印象採得は完了。印象材もトレーも不要。テンポラリーも必要ありません。
時間も、材料も、人件費も節約でき、技工室から修復物が戻るのを待つ必要もありません。
修復物の設計と修正
モニター上の3D画像で設計
作業の流れや操作の全てが分かりやすく、しかも正確に行う事が出来ます。
わずか数分のうちに作業は完了します。
ミリニング
ミリニングユニットによるセラミックブロックの自動切削
設計後はミリニングユニットにセラミックブロックをセットし、ミリニングを開始。
わずか十数分でミリニングは終了し、セットする事が出来ます。
装着
欠損部に製作物を装着する
このように、隅角部および咬頭を含む広範な欠損に対しては、CR直接充填よりも直接法によるセレック・インレー修復が有利であると考えられます。